2003年1月8日　水曜日　日刊工業新聞より

最優秀賞に水野鉄工所
福島県ものづくり研　コンテスト開催

　福島県ものづくり研究会（福島県郡山市、須藤淳会長、024・959・3421）は「第6回ものづくりコンテスト」を開き、最優秀賞に水野鉄工所（郡山市）のエンドミル研削盤「ノージグくん」、優秀賞にベルテックス（同）のスプレー缶用穴あけ器「危缶防」を決めた。表彰式は29日13時から郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開く。

　 同研究会は異業種交流活動の一環として毎年、会員を対象にモノづくりコンテストを開き、自社製品を持ち寄って全員の投票で優秀作品を決めている。6回目となる今回は10点の作品から審査して最優秀賞など8点を決めた。

　29日には表彰式のほか商品化検討会を開いて、入賞作品の商品化に向けて検討する。なお、最優秀の「ノージグくん」はエンドミルの内側面を簡単に研削できる機械で何度研削しても外径の減少がわずかで加工精度の低下がないという特徴を持つ。

最優秀、優秀以外の入賞作品は次の通り。
技術賞＝プラストロン（本宮町） 「表面処理装置」
アイデア賞＝スズキ製作所（棚倉町）「インテリア画鋲（びょう）」
奨励賞＝ナショナルマリンプラスチック（石川町）「ウオーターフェンス」、東洋シャフト（同）「電動シリンダー」、芳三工業（三春町）「楽に肥料があげられます」、三洋鉄工所（いわき市）「チタン製管束」